産業経済動态

中国、自動車市場の健全で安定した発展を推進

 中国商務部(省)の高峰報道官によると、基準額以上の自動車類消費が基準額以上の消費財の売上高に占める割合は2018年に26.8%に達した。商務部は関係機関と共に複数の措置を同時に講じて、環境の最適化、供給の増加、高度化の促進、消費の拡大など重点分野から着手し、積極的な措置を講じて、中国自動車消費市場の健全で安定した発展を推進する。

 製造業などの付加価値税率引き下げ政策を打ち出した後、一部自動車メーカーは車両の販売価格を引き下げ、ガソリンや自動車部品など関連商品の価格も下がった。これにより消費者が自動車の購入や使用に必要となるコストが下がった。自動車メーカーもより多くの資金を製品のアップグレード等に投じて、消費者にさらに多くの、より良い選択肢を示せるようになった。全体的に見て、付加価値税率引き下げは自動車消費の促進に寄与している。

 商務部は関係機関と共に積極的な措置を講じて、中国自動車消費市場の健全で安定した発展を推進する。第1に、市場環境を最適化する。価格を明示しない、値上げして販売する、抱き合わせ販売の強制、販売代理店の経営を規則に反して制限するといった行為への取り締まりを強化し、秩序ある競争が行われ、消費者が安心できる消費環境を築くべく努力する。第2に、供給ルートを拡大し、自動車の並行輸入を推進し、多様で多層的な自動車消費需要を満たす。第3に、消費構造の高度化を推進する。商務部は旧型車の廃棄処分と買い換え、中古車取引を促進する法規、規則、国の基準を打ち出し、自動車回収企業の総量規制を撤廃し、廃車の「5大コンポーネント」の再製造・再利用を認め、中古車の移転規制を全面的に撤廃し、長期有効な自動車消費メカニズムを整備する。第4に、自動車のアフターマーケットの発展を促進し、自動車消費空間の拡大に努力する。自動車競技、自動車旅行、自動車文化、自動車改装など関連産業の発展を積極的に推進し、自動車のアフターマーケットの潜在力を深く掘り起こす。

 

出所:人民網日本語版

リリースタイム:2019-04-25 16:23:08